このレビューはネタバレを含みます
怖さを求めて行ったのに全く怖くない上、ツッコミ所しかない雑な脚本にただただ唖然…。
・滝の近くには来ないの知ってるんだったらなぜそこに住まない？
・階段にある釘は一回引っ掛かったときになんで放置した？
・この状況で妊娠？
・コーンの山に埋もれるってどういうこと(笑)
・花火打ち上げるんじゃなくて家から離れた場所でずっと音楽かけとけば済む話じゃ…？
・砂撒いたって全速力で走ってたら普通気づかれるよね？
・物置く音とか荒い息遣いとか結構大きかったのにそれに反応しないのは不自然
→全体的にどこまで音を出していいのかの設定がガバガバ
・父親は妊娠中の妻を家に置いて、嫌がる息子を連れて滝に行くってどういう意図？
・耳が全開の時にライフル一発で殺せるクリーチャーになんで人類が追い込まれる？
などなど。挙げたらキリがない。
静寂の中いきなり大音量で驚かすのはくどいし、引っ掛かることが多過ぎて全然入り込めず。
ちなみにクリーチャーはヴェノムとストレンジャーシングスのデモゴルゴンを足して2で割ったような造形。
動きもCG感ありすぎでなんだかなぁという印象。
クリーチャーの見た目、弱さに全然恐怖をそそられないから、ある意味本編より正体が分からない予告の方が怖い。
唯一エミリー・ブラントの迫真の演技だけは素晴らしかった。
でもジョン・クラシンスキーが儲けるために奥さんを出させたのかなとか思うと大作に相応しい彼女だけにちょっとモヤモヤ。
あと『ワンダー』にも出てたノアジュプくん、これからの活躍に期待大！
