クワイエット・プレイスのhimacoのレビュー・感想・評価

なんとも一体感の生まれる作品。

金曜日のレイトショー。
１０人足らずの観客は音のあるシーンの間にドリンクを飲み、そっと足を組み換え、音を立てないことに徹し、全員生き延びた。

音を立てたらどうなるかを目にしてからはあらゆる場面で緊張感が走る。

個人的には“何か”の姿がもう少し見えない方が怖かったかも。

父と娘の手話でのやり取り。
その手の動作ひとつひとつに込められた感情が伝わってきて素晴らしかった。