なぽり

クワイエット・プレイスのなぽりのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.5
○○したら死ぬシリーズという枠からちょいとはみ出す系。
最初に言っておく。ポップコーンなんか買って入ってはいけない。観客にも静寂を求められる内容です。
前情報無しで観たら、え?ちょっと期待してたのとちがーう!となりました。特に序盤にものすごいスピードでチラ見せさせた時。そっちかー!!ってなりました。
だがしかし、バーン!!と脅かしてくるし、やらかすんじゃないかとハラハラドキドキさせられるし緊張感煽るわー。痛覚も刺激するよね。私もあれやったことあるから痛みを思い出したわ。そして、女は強し。サバイバル系では安定の妊娠出産。妊娠中にそんな重たいもの持って階段上がるなんて。ほら見たことか!いろいろと違う意味でもドキドキしちゃう。誰かが赤ちゃんを殺すんじゃないかとかさ。他の生存者も恐怖だよね。
そして、意外や意外!自責の念に苦しむところとか、パパと娘のわだかまりとか泣かされてしまった。
子役のお姉ちゃん。味のあるお顔立ち。クセになる。エミリーブラント夫妻が夫婦役だし、旦那さん監督だし、弟将来有望だし。
終わってみれば、おもしろかったー!となりました。
細かくつつけば、走る音は大丈夫なの?とか高級住宅街行って防音地下室探したら?とかあいつら知能低すぎない?とか思っちゃうんだけど、そんなのは野暮だね。うん、おもしろかった!
なぽり

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