このレビューはネタバレを含みます
音立てたら死ぬ、そんなシンプルな題材のパニックB級映画
序盤の末っ子が死んで以降なかなか盛り上がらず、全体としてご都合主義な展開が多い
そもそも怪物の異常に発達した聴覚な時点でそこが弱点な事は分かるだろうに、長女が対処法を見つけるまで何故誰も気付かなかったのだろうか
また静けさを強調する無音の演出は良いが、手話の内容を棒読みの吹き替えで喋られても困る
オチは対処法が分かった母と娘が怪物を根絶やしにしてやるぜ!END
傍に横たわるバイオ似の怪物の死体が余計にB級感を増している
良い点を挙げるとすれば中盤の連れを殺された老人の死を決した叫びのシーン
老人な俳優の悲痛な表情変化には眼を見張るものがあった