ユナマリア

クワイエット・プレイスのユナマリアのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.0
音を立てたら殺されると言う斬新な設定のホラー作品。

低予算ながらもアメリカで大ヒットした本作は、エミリー・ブラントが夫婦で主演を演じたのも注目ポイント。

アメリカ国内の人口は極端に少なくなっていて、絶滅に近い様子。

そんな中、スーパーの物を調達する夫婦と娘、息子2人の5人家族は音を立てずに慎重に行動する。

無事調達して橋を渡ろうとするが、一番下の息子は、母親にダメと言われたにも関わらず、娘に渡された電池が入ったおもちゃの音を鳴らしてしまう。

必死に息子の元に向かって走る父親だが、謎の怪物クリーチャーに息子は殺されてしまう。

それから数年後、山奥で暮らす家族4人だが、母親は妊娠をしていた…

B級映画ながらも、かなり期待度の高かった本作。

前半の見せ方は大変面白かった。

音を立てれないという分かりやすいテーマは、裏を返すと映画にとって、音が大事というメッセージとも感じた。

普段なら見過ごす本当に小さな生活音が、スパイスになっているのは、貴重な体験が出来たなと感心。

ただ、後半になればなる程、飽きと共にコメディとか受け止められない展開が続き、少し残念だった。

とは言うものの、大好きなエミリー・ブラントの迫真の芝居は観れたし、90分程の短い作品なので、面白い体験が出来たなと思う。
ユナマリア

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