このレビューはネタバレを含みます
・物を倒したりした音にビクッ ! という、前半の驚ろかしが面白かった。
・でも演出力があるぶん逆に、どのような音に、どのくらいの大きさだと襲われるの ? とか、滝のそばでも大声出せば自然音と聞き分けて旦那襲ってくるのいるんじゃない ? とか音を出したら襲われる設定の基本ルールがあやふやな感じが最後までつきまとったな。
・最初の犠牲者である息子の死後に子作りしたなら、頑丈なシェルター作ること考えないといけないんじゃないの ? こんな状況なんだから。地下室の蓋がベッドのマット一枚ってさ。赤ちゃんが居て、どう生活していくつもりだったのか、あの夫婦。
・音を立てないようあれだけ注意払いながら階段の釘は放置とか、出産無事に終わってましたとか、実は銃でやっつけられますとか「まあいいか」で見過ごせない感じのご都合主義。銃で倒せるなら、あの世界もう少しなんとかなってたんじゃないの ? って気もするし。
・過酷な状況を生き抜く家族をやりたいなら、もっとその世界の状況設定を詰めなよと思ったな。別に父親殺すことなかったじゃん。
・人形のようで印象的なお姉ちゃんの顔。
エミリー・ブラント × ジョン・クラシンスキー
= お姉ちゃん。ま、映画だしな。