ちょっと前にやってた「ザ・ウォール」と同じく、兵士が砂漠で身動き取れなくなる系ワンシチュエーション映画。
砂漠の地雷原で相棒を失い、自らも地雷を踏んで動けなくなったマイケル。
助けが来るのは52時間後。
地獄のような暑さ、野犬、敵兵などに苦しめられながら、自らの過去と向き合うことになる。
「ザ・ウォール」が純粋なエンタメだとすれば、こちらはマイケルの内面に軸に据えた人間ドラマ。
ワンシチュ映画で人間の内面をメインに据えると眠くなっちゃう人なので、個人的には「ザ・ウォール」のほうに軍配が上がる。
この内容で106分は冗長に感じてしまった。
更にところどころ腑に落ちない部分があって、それを全部暑さや極限状態の幻覚で片付けちゃうあたり脚本としても弱い。
アーミー・ハマーファンの人であれば、ほぼ全編アーミー・ハマー(しかもアップ多し)をずっと愛でてられるので最高の映画だとは思います。