#twcn
アミハマさん今年何本、映画公開されるんだ?!
「フリー・ファイヤー」と「君の名前で僕を呼んで」の間に公開された本作。
仲間が死んで、地雷を踏んだスナイパー。
「トラップ」とシチュエーションは同じですね。
要素は「ザ・ウォール」っぽいですね。
アメリカ兵なので当然「キングスマン」のようにスプレー缶を持ったマーリーが助けてくれるわけにもいかない!
せめて無線機をこっちに投げてからー!!と思ったよねw
しかも救助を要請しようとするんだけど、その前にアミハマさんがしたある失敗、というか優しさが上層部を怒らせたようで、まともに相手してくれず、嫌がらせのように救助を後回し。52時間後に行くぜベイビー!
そして暑さ、寒さ、乾き、体力の限界、、、幻覚・・・。
そんな砂漠で動けないアミハマさんをいろんなものが襲います。
折に触れて襲ってくる巨大な砂嵐ー!!
砂漠なのでジャッカルー!!
1シチュエーションものでこの題材はもう何作も作られてるから、中身、がないとなかなか出演しようにも決めかねるところですよね。
これがなかなか面白くて。
この人、性格が少し控えめというか、普段からわりと優しくて損をするタイプと言おうか・・・まあ、そんな人柄も作用して、今までの人生で「一歩踏み出せなかった」がゆえに後悔してることが色々あるんですね。
窮地に立たされたて、文字通り一歩も動けないアミハマさんが心に秘める、兵隊に来て3年会えてない恋人だったり、思い出したくない幼い時の両親の記憶だったり、亡くなった相棒だったり、が蘇ってきて、その「一歩踏み出せなかった」ことが心に引っかかってて、でも今こそ一歩踏み出したら死ぬわけですよ。
その葛藤が全然退屈せずに描かれてるのがとても面白いと思います。
途中で助けてくれる現地のおじさんみたいな人がめちゃいい。
あの足踏みつけるとことかカッコよかった・・・。
あの人もひょっとしたら・・・。
でも、今、一歩踏み出さないと・・・という、結構クライマックスがおおお!ってなる上、きゅん!!ともなるスカッとした終わり方。
かなり好き。
あと、アミハマさんが恋人のこと「Haynes(陛下・ロイヤル的な?)」と呼んでるのも可愛いと思いました。