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ある女流作家の罪と罰のhikarouchのレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
3.8
ものすごく好感度高い。小さなお話だけど、映画ってこれぐらいで良いんだよな、としみじみと思わされる。

ジャックの人間性が多層的でとても良い。
口汚く冗談を言ったり、部屋を掃除してくれたり、でもだらしなくて人間関係を台無しにしたり。

舞台がとても限定されているのも良い。
部屋、バー、骨董店、あと博物館がちょっと出てきたくらい。

リーがバーでどこに座るかで、彼女の心情を描写してるのも、とってもうまいなあと思った。

音楽も良くて、良い心地になれる映画。

あと、二代目猫ちゃんが可愛すぎた。
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