わっせ

四月の永い夢のわっせのレビュー・感想・評価

四月の永い夢(2017年製作の映画)
3.5
主演がかわいい。容姿も声も演技も。かわいすぎるがゆえに人の死を経験した人間の重さを感じないかも。20代後半ってそんな感じなのか?

喪服の女は美しいってそれほんとだな(問題発言)

芝居がかった人も多い。鼻につくほどではないが。三浦貴大がよかった。純朴な青年役をやらせたらピカイチかもね

序盤、初海を囲むようなカットが多いのは気のせいなのかな。それはとらわれの象徴なのか

ロケーションはファンタジックで、セリフもところどころにその傾向が観られる。
「志熊さんは不思議な人だ」の不快感がすごい。そこそこ美しいシーンの直後なのになあ。

音楽。感情にマッチさせ過ぎて深みを出せていないのでは。

わかりやすい。わかりやすすぎる。台詞も顔も語りすぎてる。本当にやりたいことをやれたのか

でもあのお部屋のカットは息を呑んだ。何を見せたかったのかわからないが、屈指のカットだったと思う

売れそうな映画ではある。最後の速いエンドロールに悔恨を感じるのは俺だけか。
わっせ

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