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ハンターキラー 潜航せよのKUBOのレビュー・感想・評価

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
3.7
4月2本目の試写会はジェラルド・バトラー主演「ハンターキラー 潜行せよ」。

この人の出演映画は、いつも難しいことは何も考えずに楽しめる安心マーク付き!

今回は潜水艦の艦長。ロシア近海で米潜水艦が突然消息を断つ。調査に出かけた潜水艦「ハンターキラー」は、ロシア国内で起こった巨大な陰謀に巻き込まれる。

物語は原潜「ハンターキラー」を中心にした海中の戦いと、ロシア国内に潜入したネイビーシールズの特殊部隊の作戦とが並行して描かれる。迫力の戦闘シーンと息詰まる展開。

政治がらみの筋書きは、ちょっと軽くてリアリティにはかけるが、そこはそこ、ジェラルド・バトラー映画だから、そういう細かいことは気にせずに大いに楽しめばいいのですよ。

米露の対立と一発触発の状態を鮮やかに解決した本作を見て、やはり近日公開の「空母いぶき」が同様の日中間の緊張をどのようにオチをつけるのか楽しみにも不安にもなった。

また本作は一昨年に亡くなったミカエル・ニクヴィストの遺作でもある。スウェーデン版の「ミレニアム」シリーズ、よかったな〜。本作ではロシア潜水艦の艦長役で渋い演技を見せてくれる。

見終わった後もスッキリ気持ちよく劇場を出られる潜水艦アクション映画。オススメ!
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