狭須があこ

ハンターキラー 潜航せよの狭須があこのレビュー・感想・評価

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
4.4
うわぁ…
最高のフィクションじゃねぇか…

イヤとにかく大人しく半分見てください。
そのあとの展開の完璧さに舌を巻くから

誰を信じて、何に従い、どう判断するのか。
最高のフィクションとしての正解を叩き出せる奴が、まさかの複数人いる映画です。

誰が主役?イヤまじで、わからねぇ。
目立ってたのはジェラルドバトラーだったけども、目立たないように行動してる奴とか、立場が違う奴を主役と呼んだらダメだよって法律ないし…

どう転ぶかわかんない局面、上手くいかなければ、最悪の事態を招くかもしれない。
上手くいって平和を勝ち取ったとしても、その未来に自分の命はないかもしれない。
上手くいって生き残ることもできたとしても、とった行動の責任を問われるかもしれない。

でも決めるし、進むし、信じる。
「水の中のことを誰よりも知っている」者だから。自分の生きてきた道に誇りがあるからです。
かっけぇ…なんのために自分がここに居るのかを絶対に見失わない人たち、カッコ良すぎる

なんかずっとマッドマックス怒りのデスロードに似た音楽が流れてるので、気になって作曲者を調べたけど、作った人は違うみたいでした。艦に対してあんなカンジで、テンション上がれということか?
潜水艦そのものの造形や挙動を撮ったシーンが非常に多く、その美しさに恋に落ちました

キン、キン、キン
コッ…コッ…コッ…
そういう時、そんな音がして、そんで、聞いて彼らは何の音だかわかるんだ。
ミサイルで狙われても、追いかけられても、潜水艦て結構色々戦えるんだ。

イヤ、どちらが大変とかではないけど
水の中で素早く動けないし、穴があけば水が入ってくるし、動かなくなれば海底で凍え死ぬし、火事が起きても外に逃げられないでしょ
地上戦よりも一発食らえば終了のイメージが強くてさ…

イヤイヤもう…
こんなカッコいい潜水艦バトルを見せられて、人もカッコいいなんてズルイでしょ
コナン見た人、このあと10連休で見るべきなのはアベンジャーズと、これだぞ
狭須があこ

狭須があこ