“万華鏡のように煌めく桜井ユキの肌”
最近観た『真っ赤な星』でガツンと気になり出した桜井ユキの初主演作品。共演は高橋一生。
例えるならウォンカーウァイ的なイメージ先行のSFラブストーリー。
ネオンの光をずっと浴びているような照明世界、スクラップ映画的に切り貼りしたような夢幻に近い展開が延々と繰り返される。
緻密なストーリーやどんでん返しを楽しむのではなく、もっと断片的にセリフやカットを堪能したり、クールさや美的センスを楽しむ映画だといえる。
特に桜井ユキに関しては陰部以外全てさらけ出して演技している。ほんと丸出し！
濡れ場がどうこうというより、もう作中の3分の1ぐらいしかまともな服着てなかったんじゃなかろうかというくらいの構成だ笑
スラリと伸びた肢体、大きくてキレのある瞳がシーンのあらゆる発色を受けて煌めく感じはエロスと美しさが濃く深く入り混じっていた。
本作でいったい何役分の表情を使い分けたのだろう。
無機質かと思ったら急に可憐になったり、すごくメリハリが効いた演技でますますファンになった。
桜井ユキ、素敵だ！
