ネオンの灯、彩色豊かなライトが眩しくてとにかくキラキラしている映像が素敵。
音楽とネオンのマッチングと派手さ加減が最高。
桜井ユキちゃんの体当たりな演技も
高橋一生さんのミステリアスな芝居も
魅力的すぎて、うまく言葉で表現できないのが悔しいほど。
観ているだけで不思議体験ができる映画。
夢も現実もない、ただそこにある時間に存在する人間。
今見えている世界が全てで、
私は私、全て私のもの。
夢を叶えた後の人生は幸せな地獄?
幻想的なリアルは
いつも私をその世界観に引きずり込む。
この映画もそのひとつ。
カイトが言った
「それでも世界は素晴らしい」
そんなの皮肉だよ…
悔恨が込み上げてくるようだった。