MountainDew

トップガン マーヴェリックのMountainDewのレビュー・感想・評価

4.4
公開から実に36年まさかの続編。
本来なら19年で公開の予定が
幾度となるコロナによる公開延期を経て
ついにお目見えですよ‼︎
クルーズは共同プロデューサーになっているのもデカいのか確かな作りでした。
正当な続編としてはこれ程なまでに
完璧だった作品が未だかつてあっただろうか‼︎
冒頭のファンに対するサービスシーンをご堪能しひとしきり前作のおさらいをしたら
いきなり極超音速テスト機「ダークスター」でこの機体を操縦し、マッハ10を記録する⁇ここで一気にマーヴェリックが
どんな男だったかを思い知らせられました。もうこれだけで心は掴まれてる最高な導入でしょう。しかし久々にみたなぁ
エド・ハリス、、
んでトップガン側からお達しがあり
ドローンに置き換わって廃れゆく有人戦闘機の宿命が描かれていながらも結局は【人】パイロットの力が問われるのが
なんかずーと胸が熱くなった。ツボでした
前作でもほのめかされていた教官としての
マーヴェリック。しかも候補生の中には
グースの息子が‼︎アツいじゃないですか!
後進の指導にあたることその内容は『ミッション:インポッシブル』シリーズを想起させられる。今作の脚本に現在シリーズの脚本と監督をも手がけるクリストファー・マッカリーも参加してるのが面白い。
もうトム・クルーズとは切っても切れない
関係にある気がしますなマッカリー!
過去の確執とどうやって決着をつけるのか。アイスマンとのブロマンス的な
関係だったりビーチでタッチフットを
しながら夕陽と共に汗を流す若者達だったりと前作を彷彿とさせるシーンを入れながらもサクサクと進んでいき時代の流れを
感じさせる作りでマーヴェリックも引導を
渡す作りなのかなぁと思ってたらそんな
こともなくバチくそに今回も主人公の座を
明け渡さないのも彼らしい。
ある種教官らしくないのに彼らしいやり方
で候補生と不可能的なミッションへ
挑んでいく。もう期待通りの熾烈な戦闘シーンの数々で前作以上に戦闘機って
かっこいいよな〜!っと男の子心を擽られる憎い作りになっていた。
実際に戦闘機に搭乗しての撮影だったようでほとんどが嗚咽と戦いながらだったようw
見どころが多すぎてを押さえているのが
難しいくらい没入した映画体験だった。
前作の思いれがそんなになくてもこんなに
楽しめなのだから前作からのファンは
こんなに嬉しいことはないだろう。
クライマックスからラストにかけての
アツい畳み掛けも良くてその頃は完全に
感情移入し切ってるのでまだ落ち着けないというドキドキ感で一杯でした。
設定として荒唐無稽でありながらも
それを感じさせない確かな作りでコレは
トム・クルーズでしかなし得ない作品てわ
トム・クルーズはこれまでもこれからも
皆の理想のトム・クルーズであり続ける
そういう意志表明に思えたトム・クルーズ映画でしたね。
そんな映画。
MountainDew

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