記録
素直に面白かったです。
派手なオープニングに、(あ、『デンジャーゾーン』にダサい字幕入れるのだけはナシね)
あっという間に女性といい感じになるし、ミッションはデス・スター進化版だし、教官側になっても結局主役は私ですとシャシャリ出てくるKY感、やってることは80年代のわかりやすい内容で、続編というよりリブート的ですが、それがいいんでしょうね。
80年代のベタベタなテイストを現代の流行りや技術を駆使したら、単純にこんなに面白いんだよという感じ。
訓練中に脱落した者に
『何故失敗した？』
『Gがかかり過ぎた』
『遺族にそう説明するか』
とかアルマゲドン的な会話のやり取りなど、
ブラッカイマーの成功パターン映画ですね。
小難しい映画に飽食気味ならなおウケるんじゃないでしょうか。
シンセとハードロックのサントラが許されるのはこの映画と『ホットショット』くらいでしょうしw
ロングラン上映でさすがキャパの少ない小屋に案内されましたが、
もっと大画面で爆音上映だったら最高でしょうね。
もうちっと早めに行っておけばよかったと失敗しました。
P.S
トムが谷のコースをフンフン言いながら操縦しているところが、この映画で1番好きでした。
しかし、バル・キルマーは病気で声が出なくて本当に半リタイア状態だとは残念です。
そしてトニー・スコットとの思い出を忘れていないところも流石でした。
それと昔の映画はそうでしたが、
この映画も各キャラクターの背景説明とか最小限なんですよね。
大味に感じる人もいるでしょうが、説明していないのじゃなくて、良い俳優はそこに立つだけど絵になるというか、説明がなくても自然とそこに存在できて説得力があるんですよね。
今回の若き俳優陣も良かったです。
勝手な憶測ですが、なんかブラッカイマーとスピルバーグの俳優への接し方って似てるんじゃないでしょうか。
