このレビューはネタバレを含みます
ほぼ史実に基づく実在した人物の話。
大正時代のアナーキスト朴烈と彼に恋した金子文子たち無政府主義者と内閣政府との闘い。
印象に残る言葉の数々。
鬼気迫るセリフを外国語でこなす韓国人俳優たちに頭が下がる。
100対0の韓国人善、日本人悪でなく、韓国人にも悪があり、日本人にも善があった。(まぁアナーキストだしね)
隠そうとした歴史と学校で習うことのない歴史の一端が見えて裁判の公判記録も読んでみたいと思った。あんなに面白いものなのだろうか。
ただ、金子文子に韓国政府から愛国章っていうものが授与されたことについては無政府主義を語っていた人物だけに皮肉だなぁと。
彼女、それ喜ぶかなぁ。。
元号が変わるという時期にこの作品を観ることができたのは、何か考えさせられるな…