関東大震災朝鮮人虐殺事件に纏わる話。その題材も韓国映画独特のジョークを交えた会話や過度の感情起伏の激しさも、映画としてとても面白く、すんなり受け入れはしたものの、どうしても、日本人という設定なのに、ネイティブじゃない方が多くて、それが気になってしまったり(たぶん、関西人でない人が関西弁で演技したりするのを、ネイティブの関西人が気になるというのに似ているのかもしれませんが…)、
金子文子のきもの姿をはじめ、裁判官の服装が、どう考えても日本人に全く見えなくて、そんな事位で…と言われそうだが、そんな事で、折角のストーリーが胡散臭く感じてしまって…途中感情移入が出来ず、名演技されてるのに、非常に残念に思えてしまった。
本来なら重苦しい程の話のはずなのに…
彼らの主義主張も、これまで日本人や日本国家がしてきた事実も、しっかり受け止め反省し、二度とこういう事を起こさぬように努めなければいけない！でないと日本の国家権力を爆弾で、破壊しようとするあの朝鮮人アナキスト達の様な人達がまたうまれてしまう。
この映画を観て、
第二次世界大戦の時に、在米日本人たちが全ての土地や財産を剥奪され、カリフォルニアのタンフォラン競馬場跡地に収容された事実を思い出した。
場所や条件が違えば自分たちが被害者にも加害者にもなりうる。
反日映画の様で反日映画とも言えない。
