マオ

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストのマオのレビュー・感想・評価

4.1
鑑賞前にきいたセッション22でプレイディみかこさんの著書「女たちのテロル」の紹介されてた。そこで金子文子のことも話されててテンションあげて臨めた。

大逆事件といえば幸徳秋水、くらいの知識しかなかったから知らないことばかりで驚き、怒り、たまらない気持ちになった。
終始いたたまれない気持ちではあったけど二人のパワーと怒りだけではない絶妙な演出に救われた。

法廷での裁判官の衣装が見慣れなくてえ?ってなった。当時の法服は(私には)とても大陸的に感じられ裁判のちぐはぐ感が増幅された。

二人は何もやってない。事前の計画の状況だって曖昧だ。当時の法律では計画段階でもアウトだかららしいけど、この間成立した共謀罪もこんなんだったはず。花見に地図と双眼鏡はマズいとか。

あの頃からちょっとはマシになってるのかなあ。

今この映画みることができて本当によかった。