梅ちゃん

エンドレス 繰り返される悪夢の梅ちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
観賞前は、ミッション8ミニッツやオールユーニードイズキル系の、時間を遡って失敗を繰り返しながら、徐々に目的に近づいて行くという、良くあるタイムリープ作品かと思ってました。

しかしながら、まさかの第三者介入という、本作ならではの仕掛けが機能し出した中盤辺りから、どんどん引き込まれて物語は息もつかせない展開を見せて行きます。

タイムリープという、いわゆるファンタジー要素が物語の基盤にありますが、テーマは父と子の絆について考えさせられるもので、英語タイトルは A Day、韓国タイトルはハル。どちらも一日という意味だそうですが、観賞後になるほど、と膝を打ちました。

これは90分にまとめられた、大変な傑作だと思います。