シュンギク

超力戦隊オーレンジャーのシュンギクのレビュー・感想・評価

超力戦隊オーレンジャー(1995年製作の映画)
2.0
スーパー戦隊シリーズ20周年記念作の同名作品の劇場版。数あるスーパー戦隊映画の中でも異色な作品。

主人公であるはずのオーレンジャーはほぼそこにいて戦うだけ。流れはあるものの物語性はあまりない。
反戦やいじめなどの強いメッセージをオーレンジャーでもなく、ゲスト主役と呼べるほどでもない子供たちがセリフで言うまさかの事態。

戦争映画のようなビジュアルや、映画を作ろうとする敵とそのスタジオに乗り込むオーレンジャー...というプロット、人間が機械に改造される哀しさ、上に挙げたようなメッセージなどなど、面白くなりそうな要素はあったもののすべてが散漫に終わった。