メイマーツインズ

サンキュー・スモーキングのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)
3.5
”マイレージ・マイライフ〟”ジュノ〟のジェイソン・ライトマン監督が描く

”ロビイストの世界〟

タバコ業界のロビー活動の裏側を風刺している社会派ドラマだけど、ジェイソン・ライトマンらしい軽快なタッチで描いてあり、肩の力を抜いて楽しめる作品。
タバコだけではなく、銃やお酒といった業界のロビイストの話もあって面白い!
なんと、この作品、タバコを吸うシーンは全くない!(笑)

アーロン・エッカートが3枚目で仕事ができるロビイストを好演していて、まさにハマり役。
”ダークナイト〟のハービー・デントを少し軟派にした感じかな…(笑)
”幸せのレシピ〟の彼の雰囲気があって、とても魅力的だ!

お〜!ロバート・デュヴァル!
”Godfather〟のトム・ヘイゲンがそのまま年老いた雰囲気でいいね〜!ちょっとお茶目だけど(笑)
J・K・シモンズも目立たないけど、コメディ風のこの作品をグッと締めるスパイスになっていて、さすがの存在感!


この作品は父子の関係もしっかり描かれていて、ひとつの父親像を示してくれる

子供は父親に何を望むのか?

やはり父親は子供にとっての”ヒーロー〟でありたいものだ…