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サンキュー・スモーキングのtottsunのレビュー・感想・評価

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)
4.2
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「サンキュースモーキング」
タバコ研究アカデミーのPRマン、ニックは、日々マスコミ相手に、禁煙VS.喫煙の激戦を繰り広げていた。彼の天敵のフィニスター上院議院は、タバコのパッケージにドクロ・マークを記載する法案成立を熱望。そんな折、彼は大ボスの命を受けハリウッドに飛ぶ…
私は人生一本も吸ったことない(タバコ持ったこともないかも…)非喫煙者ですが面白かったです。
私の両親始め祖父母、旦那さんはタバコを吸わないのでそういう人々に囲まれて生きてきた私はいつしか「タバコ=悪」と子供の時から刷り込まれて生きてきたのかもしれません。
そういう私にとって今回の話はとても興味深かったです。
なかなかブラックユーモアが効いていて納得する部分もありました。
確かにお酒だって量を間違えたら死に至るけど嗜む程度なら逆に効果あるのかなと。
そのものがいけないのではなく利用する人の扱いが悪いわけで…
要は判断を誤らなければ良いし、それを決めるのは自分だと…
そういうことを改めて気づかせてくれたこの映画には感謝です。
あと「議論と交渉は違う」ということもね。
さらに興味深かったのはこんな気づきを与えてくれたのにそれがタバコを吸ってるシーンを使わずにしているというのが印象的でした。
私的には☆☆☆☆.2かな。
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