アヒルとウサギのだまし絵、場面を変えても繰り返される会話、ある時間を境に悪夢のような現実が立ち現れて(まるでSFみたいに)、それでも自分の感情に惑わされながらも心のままに動く主人公に「(最初はとても人間味がなかったけど)すごく人間だ… …」と震えた 凝ったシーンが短いスパンや長回しで交互に登場して時間感覚がわからなくなる感じも気持ち良い
出会ったきっかけも主人公の葛藤も決心も大事なところはぼやかしたり主観的な語りで事実が全くわからない感じ、本来なら言葉をたくさん尽くす場面であえて語らないことにリアリティを感じて面白かった ボンヤリした主人公の顔つきや表情と渡辺大知の180度変わる演技が良かったな 渡辺大知多芸すぎません？
