このレビューはネタバレを含みます
ものすごい映画を見てしまった。
最初の運命的な出会いのシーン、友達にこの人はダメだと言われるシーン、クラブのシーン、事故にあって二人投げ出されて寝転がりキスをするシーン、震災のさなかの二度目の運命的な出会い、ボランティア活動、車に乗り込むシーン、海辺のシーン、トンネルのライトが途切れながら連続的に朝子の顔を照らし、やがてトンネルを抜けるシーン、終盤の岡崎のシーン、そして川を見つめる二人、全てがよかった。
あなたのことを待ち続けたけど、あなたは運命の人だけど、あなたではない。
いつも私は大切なものに気がつかずに忘れてしまうから写真を撮る。こうしてメモをとる。考える。
全ては、実体があるのに掴めない、見えない幻みたいだけど確かにそこにある。武田砂鉄さんの感想の引用だけど、私の気持ちにしっくりくるので、大意をここに記す。
私たちは大切な瞬間の中にいるとき、その大切さかけがえなさに気がつくことができない、そんなもどかしさを感じた。
最初4でつけてたみたいだけど、私にとってめっちゃ好きな映画なので5に引き上げます!!!