このレビューはネタバレを含みます
利己的でなんかすごく好きだった。直感のままというか、どうしようもなく突き動かされてしまうのがいい。一般的にそれは自分勝手ということで嫌われるけど、ほんとはみんなそんな風に生きたいとおもう。
この映画でもひどい主人公描きながらも周りの人はカッコイイとさえ言ったりする。
亮平はすごくええ人で、名もない他人にもちゃんと向き合って名のある人として接する。人のためになんかしてあげようって無意識に思える。
対照的な二人。
濱口竜平特集やってたので始めて存在を知って、ハッピーアワーもみてたから映画の空気感にも入りやすかったかも。
役者の不完全な感じも、逆に嘘臭くなくていい。っていうのはハッピーアワーでも思った。
音楽がハル・ハートリーっぽい。
どうでもいいけど、東出顔の男性から2人も愛されるなんて、朝子ちゃんすげえな。