よし

寝ても覚めてものよしのレビュー・感想・評価

寝ても覚めても(2018年製作の映画)
4.6
まるで自分の内側を見つめているように僕には見えた唐田さんのまなざし。
ここにはないものをまっすぐ見ていたのだろうか。

自分にとって特別な人ってなんだろう。
望むと望まざるとにかかわらず、たった一人選んでしまう特別な人。

これは本物、とかこれは偽物、なんて決めてしまったら苦しい時もある。他人からはそもそもとやかく言われたくないけども、自分でだって、決めてどうなるって思ったりするよ。でも決めてしまうんだ。それは仕方がない。
言葉にできないし、したくない気がする。だからやーめ!

最近まんぷく見てたらなんかなぜか急に好きになってきた瀬戸康史とか、渡辺大知の見たことない演技とか、やっぱり良いキャラしてる伊藤沙莉とか、一人二役をしっかりやりきった東出くんの名演とか。
画面の雰囲気が良くて、なんだろう、徹底して日常みたいな何気なさに理由のわからない涙を流したり。悲しいことってどこにでもある。
よし

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