烏賊飯

さよならの朝に約束の花をかざろうの烏賊飯のレビュー・感想・評価

2.8
美麗が売りなのは結構だが、正直それ以上引き込まれる要素がなかったのが本音。期待のハードルを上げすぎてしまったか。試写会権利もらった立場ながら申し訳ないですが辛めです。

初っ端から展開がとても早い。歳をとらない種族の人が住む街に騒ぎが起こったかと思いきや、民族がバラバラになって人間の赤ん坊に出会うところまでほとんど説明がない。おまけにみんな見た目が似てる上にカタカナが連発で理解が追いつかない。

そんな中でも人間はどんどん育っていくのでこれで展開が早いのだなと勘付く。特殊な家庭の中で周りからも指をさされつつ紆余曲折しながら育っていく。育つのは子供の見た目が大きいが親子ともに中身が育っていくのはとてもわかりやすいところ。

ただ他が理解出来ないところが多すぎたかなあ。結局争ってる理由や、ドラゴンが衰退していった理由もうやむやな感じだったし。そしてエンドロールでサイゲームスの文字を見て思い出す。ああこの感情はグラブル感か。
烏賊飯

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