岡田麿里の初監督作品。
「観る」という選択肢以外はありません。
傑作!
私のヒビオルに素晴らしい1本が織り込まれました。
中世ファンタジーな世界観ではあるが、まぎれもない岡田麿里作品でした。
母と子の物語を軸に進むがイオルフの長命設定との相性が良く、岡田麿里脚本お得意の涙腺攻撃が緩みません。
この世界の設定や空間的な広がりも上手く描かれていて、異世界もの特有のノイズはほぼ皆無。
余すことなく詰め込んだが故の説明過多が少し気になる。
個人的にはもう少し映画的な行間が欲しいところ。そこは次回作への期待に込めて。