840本目。
軍の精鋭たちが命がけで任務をこなすアクション映画を予想していたのに，久しぶりに観る駄作でした。
どんな映画でも巨額な製作費をかけて完成させているのだから，どこかに楽しめるシーンがあると思いますが，この映画はあまり楽しめず，非常に残念でした。
ミッションの難易度はかなり高いと思われます。しかしながら緊張感がなく，これといった見せ場もありません。物語は割とあっさりとしていて，水中ならではの独特のサラウンド効果も少なかったです。「ド派手にやろうぜ！」が決め台詞の予告に見事に騙されました。
名優J.Kシモンズが出演していましたが，これも本来の彼の演技ではないように思えます。彼がネイビーの上官を演じるなら，エッジの効いた役柄になると予想していたのですが，今回は愛情溢れる粋な上官になりました。
作品「セッション」を観て以来，彼を観るたびに緊張した自分がいましたが，これで少し解放された感があります。これが私にとって唯一の収穫となりました。
