アブドゥルに会ってからのヴィクトリア女王のキラキラした表情が素敵。
こういう出来事が100年も隠されていた、隠せた時代があったのだなあと改めて思った。そんな時代背景の「権力」で守られ、「権力」によって潰されていまうアブドゥル。そしてなにより「権力」があるからこそ孤独な女王。宮廷は煌びやかで綺麗だけれど、王室で生まれ育ち生きるって大変だ…。
アブドゥルの人間性がいまいち不透明だったのがちょっと物足りなかったけど(優しい人ということは十分伝わった)、映像も綺麗だし見ていて楽しかった。切なさ寂しさもあるけれど、前半~中盤の微笑ましいシーンの数々に癒された。
見終わってから知ったけど、原題が最高ですね!!