はぎの

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のはぎののレビュー・感想・評価

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この口の悪さ...あーー!タンジェリンの監督なのかなるほど納得...。

ウィレム・デフォーという逸材を起用しながらも主役は素人を起用するという良い意味でインディーズ感がこの映画の魅力を引き立てていると思う。

序盤は活き活きとした夏休みを楽しむ子供達の日常が続き、その小さな冒険はこじんまりとモーテル周りを中心として繰り広げられる。

一見物語がないように思えるのはこの映画が子供目線で語られているからで、何も起こらないんじゃない、敢えて見せていないだけだったということに鑑賞終わってから気付いて悔しい。

大人の問題を隠したまま、どこかふわふわと漂い続ける2時間、”何かが起こっていた”その問題に主人公であるムーニーがようやく気付いた時、魔法のような奇跡が起こる。

暑い夏、アイスの買い方を知っている子供達は決して欲張らずたった1個を3人で回して食べるのがいいんですよね。
子供の価値観をたくさん見せつけられて大人になるってほんと嫌になっちゃうって感じです。

まぁ、それにしても子供から大人まで口が悪く、ムーニーの母は決して子育ては向いていないタイプの人間なので苦手な人は苦手な映画かも。