ぴな

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のぴなのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チネ6

髪色から子供たちの服からモーテルから立ち並ぶお店までカラフルでポップで可愛らしくて、まるで"夢の国"のようなビジュアルとは対照的な現実。
ヘイリーは母親として決して褒められた言動ではないけれど、ムーニーへの愛情は感じるから辛い。
カートを押して買い物するシーン、雨の中ではしゃぐシーンが切ない。

とても寛容できないようなイタズラばかりだけど、ちっともジッとしていなくて、擬音語や擬態語ばかり口にしている様子とか、あのくらいの子供ならではなぁ。
映画ではなく、ムーニーの日常をドキュメンタリーで観ているようだった。
ムーニーがお風呂で遊ぶシーンが続く中で感じる嫌な予感。

子供たちもみんなリアリティがあって素晴らしかったんだけど、やっぱりデフォーがとにかく良かった…。
言葉には一切出さないけれど、子供たちが傷つかないように温かく見守っている様子がとてもよく伝わってくる。
男を追い払うシーン惚れた。

この映画、すごく好きだ。
ムーニーの最後のシーンがとてもリアルで案の定もらい泣き…。
子供は大人が思うよりちゃんと分かってる。