nntmkazuyotaro

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のnntmkazuyotaroのレビュー・感想・評価

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こどもはホントにすごい。想像力があって、固定概念がほとんどない。だからって傷つかないわけじゃない。こどもにはわからないなんて大人の勝手な都合でしかなくてこどもは不安にはとても敏感だ。意味がわからなくても伝わる「大人が泣くときがわかる」。
たった二人の家族が徐々に社会から遠ざかり二人でいれば大丈夫と思い込むそんな追い込まれた状態はおかしい。こどもは家庭だけでなく社会で生活しないといけない。こどもから社会を奪ってはいけない。
仕事がなくなる、住む場所が不安定になる、友達と遊べなくなる、食べることに困る、世界がどんどん狭くなり内へ内へ閉じ込めている。愛や家族という言葉で片付けられてはいけないことで、頑張っていてもそんなつもりがなくても虐待にあたるケースがあるということ。
そしてこうなってしまうと自分の力だけで抜け出すことが難しい、社会の現状がある。

一方でこどもは未来そのもので、社会の希望だとも感じるシーンがたくさんあって良かった。ひとつのソフトクリームを分け合い、どこへでも走って行ける、毎日友達とあそび友達を大好きで、大切なものを大切にできる、したいことがたくさんあって恥ずかしがってる暇はない、そんな姿に勇気とパワーをもらってばかりだなぁ。
友達とは会えなくても過ごした日々は消えない。そしてそこには夢を叶えるパワーが確かにあった。大人にもあるはず。ムーニーが、またママと暮らせるようになって欲しい。

ちなみにムーニーが好きなテレビ番組をスポンジボブと言いますが、あのシーンのムーニーはキャラクター名を答えてるのではなくスポンジボブのオープニングを歌っています。わたしも家でよく歌います。