アイ,トーニャの後に観たので
共通する部分が多かった印象です。
若い母親ヘイリーと
幼い娘ムーニーのいる世界
狭い生活圏での日常。
ふと見渡すと
カラフルなモーテルと
ディズニーワールドのある
夢の世界ですが
現実はモーテルには観光客ではなく
家を失った人が暮らしてます。
小さな子供も多く暮らし
ムーニーは仲間とつるみイタズラや
冒険を繰り返します。
それはとてもキラキラした世界。
でも、大人はいつかは
キラキラした世界もやがては無くなる事を
知っています。
観ているわたしもその1人です。
ヘイリーも子供のような人。
子供でいられたら良かったけど
ムーニーを育てなければならないし
貨幣経済を知っているし
世の中の事を知っているので
生き抜いてる感じです。
そして管理人のボビーの視点で
鑑賞している人は多いのではないでしょうか?
ボビーも鑑賞者も最後は何もできない
もどかしさ。
ラストは打ち上げ花火のようでした。