めかぽしや

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のめかぽしやのレビュー・感想・評価

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アイ,トーニャの後に観たので
共通する部分が多かった印象です。


若い母親ヘイリーと
幼い娘ムーニーのいる世界
狭い生活圏での日常。
ふと見渡すと
カラフルなモーテルと
ディズニーワールドのある
夢の世界ですが
現実はモーテルには観光客ではなく
家を失った人が暮らしてます。
小さな子供も多く暮らし
ムーニーは仲間とつるみイタズラや
冒険を繰り返します。
それはとてもキラキラした世界。
でも、大人はいつかは
キラキラした世界もやがては無くなる事を
知っています。
観ているわたしもその1人です。

ヘイリーも子供のような人。
子供でいられたら良かったけど
ムーニーを育てなければならないし
貨幣経済を知っているし
世の中の事を知っているので
生き抜いてる感じです。

そして管理人のボビーの視点で
鑑賞している人は多いのではないでしょうか?
ボビーも鑑賞者も最後は何もできない
もどかしさ。


ラストは打ち上げ花火のようでした。
めかぽしや

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