貧困ゆえにアパートを借りずにモーテル暮らしの親や子を描いた作品。
僕も自分が働き始めるまでは割と本気の貧困家庭に育ったのでわかる。
風呂の付いている家に住めたのは就職して数年してからだ…。
が、終盤まで、うん、そうだろうねという話が続き、最後の最後でボールをポーンと放り投げて、(僕は)ボールの行方を見失って終わった。
あれ、どういう事?
見たまんまでいいの?
それとも別の意味が?
と、まぁ、正直よくわからなかったので点数は真ん中で。
映像の空気感は素晴らしかった。
匂いまでしてきそうだった。
朝の匂い
暑くてやける匂い
黄昏時の匂い…
あの場にいるような臨場感だった。
そして、子役達の演技!
あれって演技なの?
ドキュメンタリーでは無いんだよね?
どんな演技指導したらあんなの出来るんだ…。
子役達に圧倒された。
追記
あとウィレムデフォーさんの演技と劇中でのキャラがとても魅力的だった。