Qvoymi

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のQvoymiのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

観に行くにチェックしつつ後回しにしていたら、ツイッターのタイムラインで絶賛されていた気がしたので慌てて観に行ったのですが…

副題に「真夏の魔法」とか夢みたいな言葉付けちゃって…
生活が苦しくても母と娘の夢の様なひと夏の思い出!みたく美化してるけど。
娘は8歳?ぐらい?ながらにこの年で出来うる悪の全てを尽くしていると言っても過言ではないくらい、住居としているモーテル内での悪戯をしまくるんだけど、その内容が
新しく来た客の車に唾を吐いてドロドロにさせ注意されれば悪態を付き尽くし、立ち入り禁止のモーテルの電気室に忍び込んではブレーカーを落としモーテル中を停電させ、アイスクリーム屋の前で知らない母親にウソを吐いては金をせびり(カツアゲ?)、廃墟に忍び込んでは暖炉にクッションを突っ込んで火を点けついには火事まで起こし町中の大騒ぎになるも全く悪びれることもなく知らんぷり。
救いが無いほどのワルガキで全然可愛いともかわいそうとも思えない。

一方若い母親も母親で、全身タトゥーに青い髪色。
職はなく下の階に住む同じく若いシングルマザーの黒人の親友のバイト先のカフェでワッフルを恵んでもらう毎日。
卸しの店でニセモノの香水を買って高級ホテル?の前で宿泊客に声を掛けて本物より安値で売りさばく。
モーテル代も遅れがちで支配人からは文句を言われ逆ギレする毎日。
挙句の果てには娘がお風呂に入っている間に音楽を高音でかけてバレないようにして売春を始める。
部屋に来た男の荷物からディスニーランドのチケットを盗んで売りさばく。
元親友と揉めてそれを指摘されたら思い切り殴る蹴る。。
高級ホテルのビュッフェに行って嘘の部屋番号を伝えて食べまくる…。
なんか救いが無くて貧乏でかわいそうとも思えないし、二人が些細な幸せを見付けて遊んでいるのを見てもあんまり可愛いとも思えなくてとても気分(胸糞)が悪いだけ…
ラストもマジカルエンド?とか言われてるけどなんかいきなり尻切れトンボの様な感じで終わり、この後どうなるのよ!ってイライラするし、、、
途中ずっとモヤモヤしてたけどラストにはどんでん返し的なのあって感動させられるのかな!?とか思って観てたけど…全然でした。
ツイッターのタイムラインで絶賛されていたのは、配給元をフォローしてたからでした…。

ただ、支配人を演じたウォレム・デフォーはとても良かった。
支配人として料金は厳しく取り立て、ルール違反にも厳しく叱咤はするけれど、いつも宿泊客(住人?)の味方で、モーテルの前で遊ぶワルガキ達に変質者っぽいヤツが近寄れば荒々しく退治してくれたりいつもみんなを見守ってる感じでとても良きでした。
このモーテルを住処としている貧乏人たちの苦労も分かっているから、それを思う苦悩も垣間見れたりして。

ケイレブちゃんが出て来たけど彼は一体支配人の何なのか?息子?かな?
ちょっとしか出なかったし残念でした。

映像はとてもきれいでした。
ディズニーリゾート近くのモーテルらしくカラフルで可愛い造りだったり、景色もカワイイショップが出て来たり、色彩が可愛かった。