フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法の作品情報・感想・評価

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法2017年製作の映画)

The Florida Project

上映日:2018年05月12日

製作国:

上映時間:112分

3.7

あらすじ

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」に投稿された感想・評価

MOVIXさいたま 2018/5/19
かなり悲惨な話なのだが喜劇として撮られている
意識的にやっているのだろう
重喜劇と言うべきか

誰も知らないを参考にしたとの話だが
むしろアメリカ映画の古典タバコロードに近い
タバコロードの方がさらに喜劇で下品で救いがないが
家を追い出される人が今もいるのだ

ラストにもう一捻り欲しかったところ
ディズニーランドの皮肉がいまいち効いてこない
cyan

cyanの感想・評価

3.0
フロリダ〜〜〜!!!
Pinkman

Pinkmanの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シンデレラ城。シンデレラは貧しいヒロインが王子様に見初められお姫様になるおとぎ話。

急にディズニー・ワールド・リゾートの場面に切り替わったことで驚きから混乱し始める。モーテルのシーンよりも“夢の国”の方が現実的だった。シンデレラ城に向かって走るシーンを見ていると現実に引き戻されていくような感覚になった。
藤井凛

藤井凛の感想・評価

3.8
WOWOWで鑑賞。
ショーン・ベイカー監督は、是枝裕和監督の『誰も知らない』を参考にしたそうだ。

家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダのディズニー・ワールド・リゾート近くにある安モーテルで生活している。
ムーニーの目線で物語は進んでいく。
カメラも低い位置から撮影していて子供達が見ている世界はこういう感じなんだと思う。

親としては失業中で経済的には苦しいが、育児放棄しているわけではなく愛情はある。
ヘイリーの言葉遣いが汚いのでムーニーもちゃんとした言葉を知らない。学ぶ機会が無い貧困の連鎖を感じる。
ムーニー達が無邪気に遊んでいる姿は本当に楽しそうで、キラキラと輝いている。子供はどんなものからも遊びに繋げてすごく恵まれているかのように見えるが、ムーニーだけでなく友達も貧しい。
幸せなのかと錯覚するが現実はそうではない。

裕福な人達がチケットを買って遊びに来る子供の楽園ディズニー・ワールド・リゾートのすぐ近くで、こんなその日暮らしの人達が肩寄せ合っていることは、どれだけの人が気にしているだろうか。
管理人(ウィレム・デフォー)の存在が唯一の良心。金銭的に援助することは出来ないが、いつも温かく見守っている。
モーテルの宿泊費も払えなくなり、ヘイリーは売春することになるが、児童家庭局がムーニーをヘイリーが引き離そうとする。。

ムーニーが泣くのは貧しい生活の日々ではなく、ヘイリーから引き離されそうになる時。こんな生活でも愛情だけは受け取っていたのだ。
残酷なことだが、ムーニーも成長したら、ヘイリーのような生活になるんだろうと感じさせる環境。貧困から抜け出せない。

これが、何か誇張しているとも思えず、日本にもこういう家族、子供達が存在する現実が改善されないし、人の目に触れないまま放置されている。育児放棄される子供もいるし、暴力を振るわれる子供もいる。
ムーニーがまだましだと感じてしまう。
子供にとって良い環境とは何だろうと考えてしまうが、ムーニーにとってはお金は全てではなく、ヘイリーとの生活。でもお金が無ければそれも成り立たない。
どうすれば抜け出せるのか、その答えは明確には出せない。
007

007の感想・評価

3.7
母親そして子供たちの演技が演技経験ないにも関わらず良い味を出していた
また子供の視点を意識したカメラワークと長回しは、ドキュメンタリー感があり話が身近に感じた
サラ

サラの感想・評価

3.4
可愛い子ども達が、ものすごく口が悪く全く教育されていない姿にびっくりしますが、母親がもっと下品なので納得。親がクスリ漬けで汚い場所で放置されているという訳ではなく、親子で楽しそうに暮らしているし、建物がとてもカラフルなので、悲惨さが感じられいんです。でもやはりこの負の連鎖を断ち切る為には政府のお世話になった方が良いですね。ファンタジーなラストも悪くない。子役の演技力が素晴らしい。ウィレムデフォーのキャラが良かったな。
チョコ

チョコの感想・評価

3.5
現実は厳しく胸が痛いですが、お母さんヤバい人やなぁとずっと思ってしまいました。
それくらい母が大人になれてなくてダメダメで、
貧困から抜け出せずドツボにハマっていくのは分かりますが
その態度じゃダメでしょ。とずっと情けない気持ちになりました。
ネグレクトしないだけマシなのかもですが、モヤモヤしました。
映像はずっとポップでカラフルだったので見やすかったですし、
何やかんや言って皆で協力してる姿はとても微笑ましくて良かったです。
りょか

りょかの感想・評価

3.4
みどるふぃんがぁぁああ

色味ずっと綺麗。


スタートから子供のしつけのなってなさにイラついて、ハマれないなって思った笑笑。
こもえ

こもえの感想・評価

4.0
まずは、プロジェクトってアメリカの貧困層向けの住宅の意味なんですね。
そうか! そういうことなのか。

フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐそばのモーテルで暮らすシングルマザーと娘ムーニー。そのムーニーの目線で日常をとらえた作品

夏休み、子どもたちはいたずらしてはご近所さんに叱られながらも日々を楽しく送っている。それはそれは楽しそうで、世界はキラキラしているように見える。

それとは対照的にこの母子を取り巻く環境はかなり厳しく、世間的には咎められても仕方がない行為をしながら生活している。

でも常にムーニーの目線で描かれているのでこの母子に何が起こってるのかあまりわからないまま物語は進む。

そして母親の犯罪が明るみに出て、だんだん追い詰められていく母子。
かなり衝撃的な事実が後半になってわかるのですが。

ここで押さえておきたいのはムーニーは母親にちゃんと(つまり虐待とかされずに)愛されているということ。これは救いではあったなと。

モーテルの支配人(この俳優さん とても良い!)はそんな母子に寄り添い何とかしようとするも、個人の力では何ともならない現実。
社会的な視点がしっかり入っていて、日本でいうと「万引き家族」のような作品。

夢の国・ディズニーワールドで上がる花火を、ディズニーワールドの外から見る子どもたち。その対比が何とも言えない気持ちになる。

とはいえ、重い内容なのに作品の雰囲気はキラキラしているのは、真夏のフロリダが舞台なのと、子どもたちのいきいきとした表情のおかげかな。

ムーニーちゃんには泣かされましたけど。
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