父の自殺を見殺しにした青年が、施設から逃げ出してきた知的障害の少女を実家に帰そうとする話。
実家がそういうことになったから、ってことなら、虐待してたのが誰なのか謎過ぎる。
接触できる人間から考えると施設の職員以外いないんだが、知的障害の子を預かる施設ではこうした虐待が行われているとでも言いたい話なの？
完全に誘拐で警察にも誰が犯人か認識されてるのに捕まらないのも謎過ぎる。
日本の警察は一切仕事しない無能だとでも言いたい話なの？
まあそれは事実だけど、流石に誘拐犯が放置され警察内で情報共有もされてないというのは考えられなさ過ぎる。
やらない事でもっと面倒になるようなことなら流石に警察も対応はするはず。
お風呂自分で完璧に出来るのもかなり驚き。
なんだろ。
描きたい部分だけ形にする為に、都合の良い部分は切り取ってその中での問題は形にするけど、話を作るに当たっての本当に面倒な部分は全部無視って感じ。
作品に取り入れたい部分では一人でご飯も食べられないけど、作品に取り入れたくない部分では全部自立して出来ちゃうという、僕の考えた最強の障害者。
あんまり色々考えて作られてる作品って感じがしなかった。
そしてあんまり色々考えずに取り扱って良い題材でもないと思う。
雰囲気はまあ好き。
