完全に続編なのに主要メンバー全交代という暴挙に出るのは流石香港映画。
「男たちの挽歌2」で死んだチョウ・ユンファを双子として再登場させた時から変わっていない。
日本映画界もこれくらい大らかに行けばいい。「東京喰種」の清水富美加や「るろうに剣心」の武井咲の問題もこれで解決。
監督がツイ・ハークになった事に賛否はあると思うが自分も含めある年代の香港映画ファンからするとツイ・ハークの名は問答無用にアガル。
前作のラストで話題になったGメンのテーマは健在。
というか孫悟空を演じたケニー・リンは完全に千葉真一を意識した役作り。
チャウ・シンチーはどれだけ千葉真一が好きなんだ。
クリス・ウー演じる三蔵法師と悟空のイチャイチャを楽しむ映画です。
イチャイチャの伏線が回収されるのに逆に驚いた。
九宮真人を演じたヤオ・チェンが顔から演技、雰囲気まで仲間由紀恵でびっくりした。メチャメチャキュート。
前作に比べて笑いは少ないが気楽に観られるこういう作品がヒットするのは健全。
ラストにマーベル映画のエンドロール後のオマケを揶揄した「デッドプール」みたいなオマケがついて大満足。
というか本編に出てくれチャウ・シンチー。
