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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのKSのレビュー・感想・評価

4.0
ニューヨーク公共図書館のドキュメンタリー

図書館は倉庫ではない、コミュニティのハブである事を描いた作品。

3時間越えの長尺で語られるのは、日々の日常における図書館の役割の断片が淡々と繋ぎ合わされている。
それによって浮かび上がってくるのは、歴史のアーカイブの拠点としての側面、知識の拠点としての側面、文化の拠点としての側面、文字情報も表現の一部であり聴覚や視覚や触覚などカルチャーに制限がない事を示す。それを予算の中でやりくりする姿にプロフェショナルな姿勢を感じた。

講義の場面がいくつもあるのですが、どれも興味深い話ばかりで、その本が読みたいよと、英語の本が読めるようになりたいなと思った。
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