ヤマナカ

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのヤマナカのレビュー・感想・評価

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ワイズマン中毒なのでやることがたくさんあるのについつい観てしまう。パティ・スミスがジュネの『泥棒日記』について話しているところとか、エルヴィス・コステロがアンチ=サッチャーの曲を書いた当時のことを話しているところなんかが面白いのはもちろんのこと、点字本の読み方講座にて、クロースアップされる点字を追いかける指から紙の肌触りが感じられて心地よい画面だったし、ガルシア・マルケスの読書会、予算を取るためのふつうのミーティングさえも退屈しない。
子どもたちの学習から黒人コミュニティの討論の場まで、図書館がこれだけのパフォーマンスを成しうるのかと驚嘆しつつ、日本でもやりたい!(もうなされている?)とも思う、こういう場をつくりたい。
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