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戦争と平和のjyoのレビュー・感想・評価

戦争と平和(1965年製作の映画)
4.5
学生の時、図書館でDVDを観て以来の鑑賞。

実はオードリー・ヘップバーン版はまだ未見。

70ミリで製作された作品がまさかの2K修復だが、ソビエトが国家予算を投じて制作した本作を映画館で観る意義はあると感じ、鑑賞。

全部で4部ある作品を1日で上映。しかも1本ごとに料金取る。これは、仕方ないけどね(笑)

恋愛映画と戦争映画をセットにした極上のエンタテイメントのように感じるが、ヴィスコンティの『山猫』やデヴィッド・リーンの映画のような豪華絢爛でかつド派手なスケールを追求したような作風の映画、プロパガンダ映画と解釈されても仕方ないようにも気はするが、映画ならではのスケールには圧倒されるし、テレビでは足りない迫力が全編にわたって伝わる。

これぞ、映画館で観る映画というのが『戦争と平和』はある。

7時間以上あるから辛いかもしれないがお勧め。
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