足拭き猫

人間機械の足拭き猫のレビュー・感想・評価

人間機械(2016年製作の映画)
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布を見るのが嫌になった。洋服をしこたま買うのはやめたいと思った。

真っ白な布を織っているのは黒い工場の中にいる無数の無名の労働者たち。

工場で早くから働けば技術が身に付くという男の子がいたが、いや搾取されているだけだから。しかし彼には将来への希望があるだけましだ。立ったまま寝てしまう男の子のシーンが一番納得いった。