見たいと思っていたこの映画をやっと元町映画館でみることができました。しかも監督の舞台挨拶と出演者のトークも聞けました。今までの作品とは随分違うといのを誰かが質問した際、もう過去の作品に出て来たような…
>>続きを読む『ゆきゆきて、神軍』では奥崎謙三という極端な男が映画の推進力になっていたが、本作にはそうした中心的な力を担う人物を見つけ損ねた感があった。しかし一方で、物語に絶対の中心が存在せず、むしろ多くの小市民…
>>続きを読む長い長い物語の間に、原告はどんどん弱って死んでいく。最初は元気だったおっさんやばあちゃんから、少しずつ目の力が失われ、やがてあっさりいってしまう、という衝撃。もっと尺を短くすることは絶対できたはずな…
>>続きを読む長時間の作品だが、休憩が途中で入るのでご安心を(笑)
その休憩に合わせ、映画は大きく前半と後半に分けられるかと。前半は石綿被害の状況を追い、後半は原告団ひとりひとりを追う構成。前半は原監督の過去の作…
「アスベストのせいでこんなことになったけど、アスベストの仕事のおかげで飯が食えた。だから、ただ憎むことだけはできない」というセリフが印象的。
アスベストが危険であるということを、知らなかったが故に選…
休憩をはさんで4時間弱。長いんだろうと覚悟をもってのぞんだが、あっという間。傑作だと思った。とくに後半が。
後半にものすごく面白いものが見られる。官僚は何を守るのか、なぜ守るのか…いやぁ、ここには…
大阪・泉南アスベスト国賠訴訟、8年間の記録。
アスベスト(石綿)の訴訟事件についてはあまり知りませんでしたが、この映画を観て実態を知ることができたのでよかったです。アスベストとは何か、始めに説明があ…
何らかのコードに沿ってドキュメンタリーを語ろうとする(そして未遂のまま頓挫する)原一男自身の欲望が、予兆としてのみ残されている。
おそらく尺はもっと短くできたし、こんなにもウダウダしてないですっきり…
©疾走プロダクション