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願いと揺らぎのゲルのレビュー・感想・評価

願いと揺らぎ(2017年製作の映画)
3.3
震災の約1年後に行われた地域の祭りへの取り組みを映したドキュメンタリー。
祭りの存続を願う一方、昔ながらの共同溝の存在はゆらいでいる、という意味のタイトルだと解釈した。
前作『波伝谷に生きる人びと』を観てから鑑賞した方が良いと思う。
今や共同溝はどこの地域も危機的状況だろう。
昔のようなカリスマ的リーダーがいないし、支える右腕もいない。
若い世代に任せ、年配組は基本的に口を出さず時々アドバイスをするしかないのではないだろうか。
無理か。。

毎回上映の度にゲストを呼んでがんばっているとは思うのだけれど、とにかくダラダラと長くて編集でもっとなんとかならなかったのかと。
逆に、観たいシーン(ネットでの支援を断念して謝罪に行くところ)は一瞬で終わってしまって拍子抜けした。
自分が観たときはゲストが欠席で監督の一人しゃべりで、それがまたつまらなくて聞きたい内容でもなかったので完全に飽きた。
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