夏色ジーン

ファミリー・マン ある父の決断/ヘッドハンター・コーリングの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

4.0
感想川柳「いつだって バランス感覚 微調整」

レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)

敏腕ヘッドハンターとして華々しい業績をあげてきたデイン・ジェンセンとライバルの女性社員リンは、社長から今後の業績次第でどちらかに次期社長の座を譲ると告げられる。そんな矢先、デインの10歳の息子ライアンが急性リンパ性白血病に冒されていることが判明。それでも息子より仕事を優先させるデインに対し、妻エリースは不満を募らせていく。妻の強い要望でようやく仕事の量を抑え、息子との時間を持つように努めるデインだったが、今度は業績に影響が出てしまい…というお話。


パッケージとあらすじからすると「子供のために仕事を辞めるかどうか?」みたいな雰囲気ですけど、そうではなかったですね。(;・ω・)そんな簡単に仕事辞められるなら苦労はしない。あくまでも上からのプレッシャーをいなしながら両立する展開。

デインも仕事ばかりで家庭を省みないタイプではなく、ちゃんと息子を愛してる。これ系ではよくある『イヤな奴』が邪魔してくる訳でもない。むしろこの中じゃデインの仕事のやり方が1番汚いかも?(^^;ライバルの女社員も社長も医者も妻も息子もなんだかんだ良い奴。娘はめっちゃ可愛い(^o^)

仕事を取るの?家庭を取るの?なんて余程の事がなきゃ聞いちゃいけないと思う。(。´Д⊂)そんなの裕福じゃなきゃどっちも大事に決まってるわ。(;´д`)

でもここは「守らないといけない約束」という時に限って違う方から問題が発生するのが、神様の意地の悪いところ。(´Д`)あるあるじゃないけど勘弁して欲しい。

独身で仕事一辺倒もその人の生き方だから構わないけど、それを他人に押し付けるのはよろしくないやね。(;・ω・)仕事も家庭もどこまで行ってもキリがないから、バランスを日々考えて調整していくしかない。

『ノルマ』というものがある仕事についたことがないので、雇われてると「安心感」と「不条理」がせめぎあってるなと。自分で仕事が出来るなら自営業の方が自由でいい。( ̄ー ̄)

それがしにくい世の中になったのは、町の小売店や商店街を大型スーパーやモールが食い荒らし、何でも大手や大企業メインになった弊害でしょうな。( ・ε・)

勤め人しながら家庭も両立出来てる人はすごいと思う。(。-∀-)でも頑張りすぎると壊れます。

とどのつまり、『バランスがいい人になろう』という映画。(*´ω`*)


んでまず(^_^)/~~