Yoko

イカロスのYokoのレビュー・感想・評価

イカロス(2017年製作の映画)
3.4
専門家協力の下実施すればドーピングはバレないのではないのか?
アマチュア自転車選手はロシアのドーピング研究者とともに実験を行うが…。

当人が抱える真実をありきたりに述べる退屈な形式ではなく、まず自らが薬物の実験体になるというのは結構惹かれた。
まさに体は資本。
ただ、ドキュメンタリーというよりかはどこかフィクショナルな話を扱う映画を見ている気分になった。
”いかにもな”映画的ショットや、登場人物の言葉がどうも”セリフ”臭いというか。
ロシアのドーピングとの関わりの真偽については、まぁこれを観る前からおそらくはヤッテいるだろうとは思っていたが、そのやり口について今作が語っていることが真実ならば、昔のKGBにあたるロシア連邦保安庁(FSB)の工作員の恐ろしさたるや。
元スポーツ相のヴィタリー・ムトコさん、この人怖いわ~。
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