イカロスのさとのレビュー・感想・評価

ラストの語りに違和感。
ドーピングとアンチドーピングは二重思考とか矛盾とかじゃなくて、ただバレたらメダル剥奪されるし、世間から抹殺されるからトップに脅かされつつ必死に隠蔽してたんじゃないですかね。
唯一理解できたのはグリゴリーさんは奴隷だった、という比喩。

この話が本当だったとしたら、選手の人たちはみんなもやってるから自分も普通のことをしてるだけとしか思わないのかな。
わたしだったら後ろめたさとバレたらどうしようって不安から競技に集中できなそう。

なんかすごい話でした。