このレビューはネタバレを含みます
最初から「あれ?」何がどうなってるのか分からず、話しが進んでいく。
だんだんと過去の物語が見え始めるのだが、
ある事件にあい、ただの人形好きのヤバくなってしまったオジサンなのではなく、
自分自身のいろんな想いや理想や夢を人形達に詰め込んで自分の想いを考えてる。
周りの人からは、
変人になってしまった。
可哀想な人だ。など同情されるし、
周りの言葉を受け入れがたい事もある。
どう動く?逃げる?進む?
どんなきっかけがあっても、どんな出会いがあっても最終的に決めるのは自分自身の判断である。
人を憎めば、憎み返される。
しかし、
人を許せば、人は反省し後悔するのかもしれない。許す事は難しいかもしれないけど、きっと世の中の沢山のことを許せるようになれば、もっと大きな世界が見れるのかもしれないなぁ。
大きな優しさを教えてくれる作品です。